AIチャットボット「ChatGPT」がGoogle検索キラーとして話題になっています。

筆者も使い始めていますが、驚くほど高性能で驚いています。流暢で的確なテキストを一瞬で作成してくれるため、デジタル世界の抜本的に変える潜在力を秘めているように思います。

このようなAIチャットは、いずれGoogle検索を代替していくのかもしれません。ただし当面は、Google検索向けのSEOや記事制作に役立つツールとして活用できそうです。

早速この記事では、現時点で考えられるChatGPTの使い方4選を紹介します。誰にとっても、どんなタイプの記事制作にも活用できる手法だと思います。

仮に「中古自動車 買取」という検索キーワードで上位表示を狙う記事を制作するケースを考えます。

1. 文章を作ってもらう

質問と回答は次の通りです。

重複した段落があったりするためそのまま利用することはできませんが、テーマにとって重要な内容やキーワードが盛り込まれていることがわかります。人手でしっかりチェックして修正をかけることを前提としていれば、ラフな原案としては役に立てることができそうです。

なお、回答には文字数制限があるようですが、上記のように「続きを教えて」と入力すると続きを返してくれます。

2. 記事の構成を作ってもらう

「記事の構成」を作ってもらうように依頼すると、ストーリー性のある見出しの繋がりを作ってくれます。

「まとめ」が連発しているのは「続きを教えて」で何度も催促しているためで、最初の回答だけで終えることもできます。

最初にこの結果を見たとき、とてもよく出来ており本当に驚きました。記事やLPにほぼそのまま採用できます。インターネット上の大量の記事データを用いて、いわばベストプラクティスを抽出できているのではないでしょうか。

3. 記事のタイトルを作ってもらう

記事のタイトルは次の通りです。

「中古」「車」「買取」というキーワードが冒頭に並ぶ上に、「車種」「高額」などの関連する重要キーワードも含み、全体として自然な一文になっています。

人間が必死に考えて作るタイトルと遜色なく、お手本にすることができます。

4. 記事のアイデアを出してもらう

次のように「アイデアリストを作ってください」と依頼すれば、箇条書きでアイデアを出してくれます。良いアイデアがあれば採用することができます。

なお、今回はいずれの質問も「検索結果1位に入ることのできる記事」と入力してみましたが、「読者の役に立つ」等に言い換えても似たような結果が得られます。

 

以上、誰にでも役立てられる質問4ケースを紹介してみました。ChatGPTを使えば、思わぬ発見から内容を追加できたり、効率的に作業を進めたりすることができるはずです。その上で最終的に人の目でしっかりチェックすればクオリティを維持することもできます。

 

それでは、インターネット上の文章はすべて、このような自動生成された文章に置き変わっていってしまうのでしょうか? またそのとき、どのサイトにも似た文章が並ぶ中で、どのように抜け出すことができるのでしょうか?

簡単な答えはありませんが、ヒントの1つは先日Googleが発表したE-E-A-Tというコンセプトにあるかもしれません。もともとE-A-Tの重要性が説かれていましたが、2022年12月に「Experience(体験)」を加えたE-E-A-Tが発表されました。

これは、文章がAIによって自動生成される時代に、自身の生の体験を織り込んだコンテンツが今まで以上に価値を持つようになることを予言していたように感じました。

 

なおChatGPTは、Google同様にインターネット上の公開情報を学習データにしているようです。もしGoogle検索でヒットする情報がChatGPTで生成されたものばかりになれば最初からChatGPTを使えばいいわけですので、余計にGoogleからChatGPTへの移行が急速に進むことになる気がします。

また、日常的でライトな内容の検索ほどAIチャットに置き換えられ、Googleの広告収入に打撃を与えるでしょう。複雑な技術情報や専門的な情報を求める人はGoogle検索を使い続けるかもしれませんが、そのような人ほど広告には反応しにくいものです。Googleの収入基盤はあっという間に崩れていくかもしれません。Googleが「Code Red」を宣言した背景は、とてもよく理解できる気がします。